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初心者~中級者向けアジング基礎知識と攻略法

アジの種類を詳しく説明

      2015/08/06

今回はアジの種類をより詳しく説明します。

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マアジについて

■居つき型のマアジ(キアジ、キンアジ)

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  • 沿岸部に定着する
  • 餌の豊富な場所に居つ
  • 比較的水深があって潮通しのよい瀬や岩礁帯などを好んで生息する
  • 回遊性が弱く、あまり広い範囲は回遊しない
  • 体高が高く、体の背の部分がうすく黄色に色づいている
  • 肉質は白身魚に近くて味に癖もなく、脂もよく乗っているのでとても美味しい
  • 漁獲量が少なく味も美味しいキアジはブランド化が進んでいて、高級魚として扱われている
    (大分県の「関アジ」、愛媛県の「岬アジ」、長崎県の「ごんアジ」など)

■回遊型のマアジ(クロアジ、セグロ、ノドグロ)

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  • 沿岸から外洋にかけての広範囲を回遊する
  • 季節による長距離の回遊ルートがあり、日本列島に沿って春から夏にかけて北上、秋から冬にかけて南下する
  • キアジに比べて若干体高が低く、細長いスマートな体型をしており体色も黒っぽい色をしている
  • 身質は青物に近く、脂肪分も少ないため味はキアジに比べると劣る
  • 漁獲量が多く、普段スーパーなどでよく目するマアジはほとんどがクロアジである



ちなみに、全てのマアジがこのどちらかの性質に当てはまるわけではなく、中間的な性質を示すものも多数いて、正式にキアジ、クロアジの線引きはないようです。
また場所によって種類を特定しようにしても、クロアジも回遊ルートによってはキアジの生息地と同じような沿岸部に集まることもよくあります。
よって、どちらのアジなのか判別する場合は魚の色で判断するのが一番です。体高があって、黄色みがかっていたらまず間違いなくキアジでしょう。
また、双方とも同じ染色体(遺伝子)を持っており物学的には同一種のようです。
その為、回遊型のクロアジも餌の豊富な場所を見つけて居つくようになれば、そのうちキアジの特徴を示すようになるとのことです。

マルアジ(アオアジ)について

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最大で全長40cm程で、南日本から東シナ海までを主な分布域とします。
細かい分類をいうとマルアジはムロアジ属とされます。マアジに比べて体高が低くて細長い体形で、背中がマアジよりも青緑色みが濃いです。
死ぬと体色が青くなるため、地域によってはアオアジと呼ばれます。
クロアジと同様に大軍で回遊してくる為、クロアジと間違われることが多いですが、決定的にマアジと違う部分のひとつは、
下図のように「側線のカーブの起点と胸鰭先端の距離」で、胸鰭ひとつ分近く離れていればマルアジとなります。
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<上:マアジ(黄色系)、下:マルアジ>

もうひとつは下図のように、尾鰭の基部付近に小離鰭(しょうりき)と呼ばれる小さな鰭があり、これがあるのはマルアジになります。

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<マルアジの小離鰭(しょうりき)>
マルアジはマアジよりも味が若干劣るとされていて、市場ではマアジよりも安い価格で取引されています。

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