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初心者~中級者向けアジング基礎知識と攻略法

アジの生態とは?

      2015/08/07

ここではアジの生態について詳しく記載します。

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アジの名前の由来

アジの名前は、この魚を食べると非常においしいことから「味が良い魚」という意でアジと呼ばれるようになったようです。私達の食卓に上がるアジは「マアジ」と呼ばれます。また、このマアジも回遊型の「クロアジ(背グロ)」、居つき型の「キアジ(黄アジ)」と分類されます。

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アジの生態

アジは、太平洋/北西部、北海道から南シナ海まで生息しており、特に日本海や東シナ海には個体数が多いといわれています。
アジは群れで行動します。主な群れは、九州北部群、東シナ海中部群、東シナ海南部群に分ける事ができ、東シナ海中部群、東シナ海南部群で生まれたアジは、暖流にのって日本列島を北上していく個体も多いようです。
また、小さい群は、瀬戸内海、高知沖、伊豆沖、富山湾など全国各地にあり、それぞれの場所によってある程度決まったライフサイクルを送っています。

アジは低水温が苦手で、13度以下になるとほとんど餌を食べなくなるといわれています。そのため、日本列島を北上した回遊性のクロアジは、イワシやサバなどと同じく、秋から冬にかけての水温の低下とともに伊豆半島以南の比較的水温の高いところまで南下し越冬していると考えられています。そして、春になって水温が上昇してくると再び北上をはじめます。
なお、居つきのキアジについては、比較的水温の高い地域に年間を通して生息しているようです。

アジは体長は50cm以上のものもあり、肉食性で、動物プランクトンや甲殻類、多毛類、イカ、他の小魚などを捕食しています。いわゆる、フィッシュイーターです。
稚魚は沿岸の藻場で育ち港内やその周りを回遊し、植物性プランクトンや動物性プランクトン(アミ)を食べて育ちます。

アジの層

アジは表層から水深150mくらいまでを生息域としていますが、回遊型のクロアジは沿岸から沖合の中層・底層(10-100m前後)を群れで遊泳しています。
季節に応じ長距離の回遊を行い、春に北上・秋に南下している種がある一方、居つき型のキアジは浅海の岩礁付近に定着し、季節的な回遊をしないものもあります。
幼魚の時代は水深1mをきるような浅場にも出現しますが、成魚になると目の構造上強い光を嫌うためか極端な浅場には入ってきません。
釣りの場合、日中だと15m以上、夜間だと8m以上の水深がないと成魚のアジを釣る事は厳しいと言われています。
深場には相当な適応能力があるようで、水深200メートル近くあるところにも生息しています。
また、マアジは季節によっても生息する水深に違いがあることが知られていて、水温の高い春から秋にかけて沿岸よりに生息していた個体も、晩秋から冬にかけては水温の安定する深場に下ります。

続く → アジの産卵・成長について

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