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アジング釣行記 – 第1回 新規開拓で結果を出す(後編)

      2015/12/16

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前「アジング釣行記 – 第1回 新規開拓で結果を出す(前編)」

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新規開拓は現地での情報収集が一番重要!

雨が降る中、4匹釣り上げた桟橋のある漁港からから移動を決めて車を走らせます。
次の目的地は「I漁港」から20分ほどにある場所で、到着時の時刻は既に1時過ぎです。

「GoogleMap」で見る限りでは、その区域一帯は大5つほどの漁港が密集しており、釣り場を探すには絶好な場所かと。
またネットで調べたところ、冬の時期はヤリイカやスルメイカが接岸するようなので、潮通しが良い場所だと思われます。

まずは一番大きな「H港」に立ち寄ります。外灯がある船着き場の桟橋付近には、車をベタ付けにした餌師が陣取っています。
そしてその港には、長さ200メートルほどの長い防波堤があり、先端には外灯がついていていかにも釣れそうな場所です。
そこを一番に狙っていたのですが、遠くから見ただけでも10人近くいる模様。よほど実績のある場所なのでしょう。

とりあえず他の漁港を見てまわることにします。

車を走らせつつ、途中にある漁港や道路沿いの外灯に目を向けますが、めぼしいところには決まって餌師が陣取っています。
アジンガーがいれば様子を窺いに行きたいところですがまったくいない・・・。

そうこうするうちに、ポイントを探し始めてからもう1時間近くが経過。
時刻も2時を過ぎていたのでそろそろ場所を決めないとということで、狙いを付けていた長い防波堤に行ってみることに。

防波堤に到着し準備をしていると、ちょうど3人組みの餌師が戻って来てました。
釣果を尋ねると、アジがボチボチ釣れたとのこと。サイズまでは聞けませんでいたがアジはいることが分かったので気合が入ります。

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先端に到着すると、先行者は5人。私を入れて6人全員アジンガーです。これは期待が持てそう!

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先端にいるA~Cの3名は同行者のようで、外灯の明かりが当たる場所の広い範囲に道具を置いて占拠しています。
なお、内側は養殖いけすがある為、先端以外は外側しか狙えません。

とりあえず一番手前の「Eさん」に挨拶し、隣に入らせてもらうことに。
状況を確認してみたところ、かなり渋いがなんとか25cmアップが3匹釣れたとのことです。

Eさんに「▲▲方面」でのアジングは初めてで、先ほどまで「I漁港」で釣ってたことを話すと、
「もしかして桟橋で釣られてた方ですか?」と。
どうやらEさんは私が「I港」で釣っているときに少し離れた場所でアジングをしていた方みたいで、偶然が重なり話が盛り上がりました。
そうするとDさんも話に加わってきて、3人で10分ほど歓談。

会話の内容をまとめると・・・

  • 二人とも地元の方でこのポイントには良く来るらしい。本当は桟橋が一番釣れるが激選ポイントなのであきらめてここに来たとのこと。
  • 防波堤先端の明るい箇所は数は釣れるがサイズが小さい。逆に暗い場所はアタリは少ないがサイズは大きい。
  • 防波堤の足元にベイトが寄っているが、足元はフグやベラなどが多く、アジは離れたところにいる。
  • 暗い場所のヒットゾーンはボトムだがフォールだとアタリが小さすぎる。横の動きで誘うとアタリは取りやすくなるがはじかれやすく難しい。
  • 使用しているワームはベイトパターンを意識してストレート系の3インチ。
  • Dさん曰く、「今日は明かりが強すぎる」とのこと。

最後のDさんの発言だけは意味が分からなかったのですが、初めて会ったにも関わらず、これだけの情報を頂くことができてとても感謝です!
これを1から自分で探るとなると、かなりの時間が掛ってしまうと思います。
改めて釣り場でのコミュニケーションは大切だと実感した瞬間でした。

上記内容をふまえ、ボトムパターンということは分かったのですが、「アタリが小さい」というのが気になります。
お二人とも吸い込みを重視してか「細身のワーム」を使用していますが、あえて自分は「太めのワーム」を選択します。

「ガルプ! マイクロクローラー4インチ ワカサギカラー」です。

このワームはガルプということで、そのニオイや味でアジを誘き寄せる効果がありますが、ボトムでの多毛類のパターンと、ベイトパターンのどちらにも使用できる強さを持っています。
また素材の「比重」が市場に出回るワームの中では多少重めで、これがより生物っぽい波動を出すようです。

また、豆アジ以外でアタリが小さい場合はワームのシルエットを小さくしたり細くした方が良いと考えがちですが、逆にシルエットを大きくした方がアジが吸い込むのに時間が掛り、アタリが分かりやすくなると考えています。

なおこのワーム、現在既に廃番となってしまい釣り具店ではほとんど置いていません・・・。

フォール主体ということで「レンジクロスヘッド1g」をセットしてキャスト。ワーム自体の重量もあるので飛距離がでます。

「カウント17」でボトム着底。
着底後、ラインスラッグを取って数回シャクリをいれてテンションフォール。
暗くて分からなかったのですが、右から左にむけてそこそこ潮が流れています。

次は流れを考慮してEさんに邪魔にならない範囲で右側にキャスト。
軽めのアクションを入れた後、ボトムを流すイメージでフォールさせると「ヌゥッ」という違和感が伝わり、即座に合わせを入れるとヒット!

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慎重に寄せて抜きあげると25cmアップのアジでした。5匹目ゲット!

Eさんから「もう釣ったんですか?(笑)」とのお褒めの御言葉を頂き、テンションMAXで6匹目狙いますが2回ほど連続で掛け損います。
そうこうしてると、Dさんが帰られるということで、私とEさんはそれぞれ外灯側に詰めます。

そして移動後すぐに「ヌゥッ」と違和感があり、次はしっかり合わせを入れてヒット!
これも25cmアップでした。太めのワームを選択したのが正解のようです。

6匹目を釣ったところでまた雨がパラパラと降り出します。
先ほどの雨ほど強くはないのですが、風も吹いてきて寒くて辛い状況になってきました。
Eさんもこの寒さには堪えたようで、朝まずめまで仮眠すると言い、車戻って行きました。



明かりの強さが釣果に左右する!

Eさんがいなくなって、防波堤には私を入れて4人。先端の3人は雨具を着ているので平然と釣りを続けています。
私もあまりの寒さに続けるか悩みましたが、「雨雲ズームレーダー」を確認すると20分もしないうちに止む予報になっているので、その情報を信じて続行を決断します。

なるべく明るい方がやりやすいだろうと考え、元々Dさんがいた場所まで詰めて再開。しかし移動してからパタッとアタリが無くなります。
Dさんの場所はちょうど明暗部あたりで、セオリー的には大型が一番潜んでいそうな場所なのです。
しかし全層探ってもダメ。ワームを変えてみてもダメ。なお、先端の3人は20cmほどアジがポツポツと釣れています。

そこでふっと思い出したのが、Dさんが言った「今日は明かりが強すぎる」という言葉。
もしやと思い、Eさんがいた場所に戻ってキャストし、ボトムを攻めると予想通り7匹目のアジがヒット!

なるほど、「明かりが強すぎる」というのはアジにとってということみたいです。
その日は闇夜でさらに天候も悪いので外灯の明かりがもろに影響し、人間が見た感じでは薄暗い場所でもアジにとってはそこは十分明るいのでしょう。
ただそれだと何故Dさんがその明暗部付近の場所で釣りをしていたかが疑問に残りますが・・・。あくまでも推測なので、もっと別の意味があったのかもしれません。

しかし、自分の読み通りに釣れたので、非常に気持ちの良い1匹となりました!
雨も予報通り止んで、気合いを入れて再開すると、すぐに同サイズがヒット!

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8匹目です。楽しくてたまりません!
ゆっくり写真撮影をして再開しますが、風が強くなってきて1gではラインが風に取られてボトムがうまく取れなくなった為かアタリが遠退きます。
そこでジグヘッドを「1.3g」に変更。そうするとばっちりボトムが取れるようになり、すぐにアジがヒット!

目標の10匹まであと1匹です。
気合いを入れて再開。風も弱まってきてそして念願のアタリが!

緩めに設定していたドラグがジリジリと出て行きます。
引きからして尺アップを期待しましたが、どうもアジとは違った引きです。
セイゴかと思いましたがブリ上げてみると、良いサイズのメバルでした。

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サイズを測ってみると「28cm」で尺には届きませんでしたが立派なメバルです。

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そして、数分後に同サイズのアジを2匹追加して無事目標達成!!
朝マズメも気になりましたが、寒さで限界になってきたので終了することに。

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目標通り新規開拓でアジを11匹、しかも全て25cmアップを釣り上げることができたので、結果としては大満足です!

帰りの自宅までの道のりをカーナビにセットすると、到着まで3時間・・・・。
とりあえず仮眠して帰ることにしました。

今回の釣行を振り返る

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無事家に帰りついて早速アジを捌いてみると、「I漁港」で釣った一番大きいアジのお腹からこんなにも大量のベイトが!
なお、「I漁港」で釣った4匹は全てベイトでパンパンでしたが、「H港」で釣ったアジはベイトの数は少なく、刺身で食べて見ると脂の乗りの違いがはっきり出ました。
ベイト量の違いによりバイトの質も明確な差がでますので、ベイトが大量に居る場所を探し当てることが簡単に釣果を得るための手早い方法だと改めて感じました。

また、新規開拓ではH港の「Dさん」、「Eさん」のように初対面のアングラーさんでも積極的にコミュニケーションを取って交流を図ることがプラスになります。
そのためにも挨拶はもちろんのこと、場所取りやポイ捨てをしないなどのマナーも十分気を付けたいものです。

最後に、○○釣り具の店員さん、有意義な情報をありがとう!
そして疑ってごめんなさい!m(_ _)m

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