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ハタの生態を知ろう!

   

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ロックフィッシュの中でも高級魚である「ハタ」。パワフルでトルクのある引きでロッドがグイグイと絞り込まれるのが楽しく、また食べると美味しいので最高なターゲットです。
そんなハタの生態について説明して行きたいと思います。

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ハタの生態について

ハタ類は暖かい海に生息する魚類で、日本近海に約120種(世界で450種以上)が分布しています。
「ハタ」の語源については、ハタの模様に多い『斑(まだら)模様』を昔は『はだら』と読んでおり、その中で「ら」が脱落しして「はだ」⇒「はた(ハタ)」となったようです。
形態上の特徴としては、口が大きくて、下あごが上あごより前に突き出ること、体に対する頭とひれの割合が大きいこと、体の断面は下がふくらんだ楕円形であることなどが挙げられます。
体色は種類や成長段階によって非常に多彩で、赤、橙、黄、青、灰色などの鮮やかな色が、水玉模様、大小の斑点、しま模様など様々に配されています。

ハタは基本的に単独で生活し、ほとんどの種類は海底近くをあまり離れずに生活していますが、中にはバラハタのように底から離れて泳ぐものもいます。
食性は肉食性で、他の魚類や甲殻類、頭足類などを大きな口で捕食し、時には自分の体の半分ほどもある獲物にも貪欲に襲いかかります。


ハタは成長と共に性転換する

なお、ハタは小さいときは全て「雌」であり、成長するにしたがって「雄」に性転換します。
これは、プランクトンレベルから食うか食われるかの弱肉強食世界を生き抜くためには必要なのは「効率よく子孫を残す事」であり、それが海の中では性転換を行うという繁殖システムの進化に繋がったとのことです。

産卵期は「夏」で、親は卵を保護せず、卵はプランクトンとなって海中を浮遊する為、出生率は極めて低いと言われています。
孵化した稚魚は海岸のごく浅い場所にもやってくるが、成長するにつれ深場へ移動します。
なお、夏に産卵する為、夏に強く冬に弱い魚です。冬場は捕食活動をせずに岩陰にジッと潜む為、成長が止まると言われています。

ハタはとても美味しい高級魚

ハタ類は白身で美味しく、高級魚として扱われ、刺身や鍋物の材料などとして利用されています。
但し、食用の際はシガトキシンなどの「シガテラ毒」を体内に蓄積するバラハタなどもいるので注意が必要です。

ハタの呼び名は日本全国でバラバラ

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ハタ類のことを九州では「アラ」と呼ばれることがあります。ここで言う「アラ」は全国的には「クエ」と呼ばれます。
全国的に呼び方がバラバラで非常に分かりにくいですが、地域毎に下図の通りで呼ばれるようです。

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また、南の南西諸島の内、奄美大島などでは「ネィバリ」、「ネバリ」と、与論島では「ニーバイ」、沖縄本島以南で「ミーバイ」と呼ばれます。
これらは「目張り(めばり)」の変音で、ハタ類の突出した目を表現しています。
沖縄県では地域により漁師がハタ類を「メバル」と呼ぶこともあるようですが、標準和名が同じであるメバルが沖縄県周辺に生息しないため、混同されることはないようです。
ただし、同じハタ類の魚でも、色や大きさによって「アカジン」、「カンナギ」など別の名で呼ばれる種もあります。

次「ハタの種類を詳しく説明」

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