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初心者~中級者向けアジング基礎知識と攻略法

アジングワーム考察 – ガルプワームの優位性について

   

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今回はアジングにおいて強い味方であるバークレイの「ガルプワーム」についての考察を行いたいと思います。
ガルプといえばやはり「匂い」ですが、この匂いが魚にどのように効果をもたらすのかをより詳しく説明します。

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ガルプの特徴にいて

ガルプは魚の「嗅覚・味覚器官」を刺激し、魚が好むと実証されたバークレイ独自の強い匂いの成分を配合した液体と、「ウォーターベース」のポリマー、要はスポンジみたいな素材がこの液体を吸収することで、水に溶けない普通のソフトプラスチックベイトに比べて「400倍」もの速度でニオイ成分を放出することができるとのことです。
そのため、より遠くから魚を引き寄せ、より激しい捕食行動を取らせることができます。
なお、ガルプのワームは液に浸けないで保存するとカピカピに乾燥してしまいます。 (ちなみに、しばらくガルプ汁に浸すと元に戻ります。)

ガルプのニオイ

ガルプの味とニオイは、魚の5つの知覚のうち、「嗅覚」・「味覚」の2つに対して効果を発揮するように作られています。

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魚の口の上側に左右それぞれ一対ずつ小さな穴がありますが、これが魚の鼻孔であり、「前鼻孔」、「後鼻孔」とそれぞれ呼ばれます。
前鼻孔はヒトの鼻の穴に当たります。また、この鼻孔はヒトとは違い、呼吸には関与しておらず口腔内とは通じていません。
前鼻孔と後鼻孔がトンネル状に通じており、ここを水が通る際に臭いを感じます。

水中で生活をする魚が匂いを感じるという事にピンときませんが、ヒトが空気中に漂う揮発性の匂い物質を鼻孔で捉えるように、魚は水中に漂う水溶性の匂い物質を感じ取ります。
従って、ヒトが匂いを感じない物質でも、魚は水に溶けるものなら匂いとして感じ取ることが出来るのです。
魚は匂いを感じ取ることで、日頃餌を捕ったり、生殖活動をしたり、群れで行動したり、海から川へ遡上したりすると考えられています。

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上図を見ると、魚の嗅覚と味覚能力は優れていることがわかると思いますが、ガルプはこの嗅覚を刺激することでより魚を多く寄せ付けることが出来るのです。

なお、下図の動画はガルプの匂いの拡散の様子が確認できますので必見です。



ガルプ!は魚にも地球にも優しい!

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一般的なワームの原料となるソフトプラスチックは、「ポリビニル・クロライド」と呼ばれる合成ポリマーでできており、この素材は生分解性ではなく、地中や湖底に放置されると何世紀でもそのままの形で残留してしまいます。一方、ガルプは環境に優しい水溶性の生分解素材を混合して作られており、水中に存在するバクテリアの餌となることによって次第に分解が進んでゆきます。

また、バークレイの研究所では数年に渡り、多くの魚種を対象に、1度に多量のベイトを与えたり、少量をある期間に渡って繰り返し与えたりする実験を行い、ガルプワームを飲み込んだ魚が1匹も死ぬことなく全て嘔吐もしくは肛門からの排泄されたとの結果が出ているとのことです。

まとめ

私自身、ガルプのワームは必ず持ち歩いており、1投目のサーチベイトとしての使うことが多いです。
広大な外洋テトラなど魚が居る場所を絞りにくいようなだだっ広いポイントを探る時は、ガルプの集魚力はかなり役に立つと思います。

ただ、集魚力がピカイチですからフグやベラなどの「餌取り」も多く引きつけてしまい、簡単に齧られてしまいます。
そういう状況下ではガルプを使用すると直ぐに手持ちがなくなるので、素直にガルプ以外のワームを使用した方が良いでしょう。

また、ガルプは液体に浸かっていることからどうしても手返しの面で劣りますし、ガルプオンリーだと結果が伴いやすいく面白みに掛けることになりますので、あくまでローテーションの一つとして使うのが良いでしょう。

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